SDGs

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パークホテル東京 SDGs宣言

株式会社芝パークホテルの経営理念「人をもてなす道を究める」
行動指針「おもてなしの心」(感謝する心を持つ・相手の立場になって考える力を持つ)の下
パークホテル東京は、国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し
サステナブル(持続可能)な社会の実現に努めてまいります。

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Vol.06 2024年9月(改定)

 

SDGs(持続可能な開発目標)とは
パークホテル東京におけるSDGsの活動
1.パートナーシップ/コミュニティ
2.働きやすい職場づくり
3.環境への取り組み
4.健康と安全

SDGs(持続可能な開発目標)とは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられた目標です。サステナブル(持続可能)な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

sdgs パークホテル東京

 

パークホテル東京におけるSDGsの活動

“サステナブル(持続可能)な旅に貢献するために私たちができること”

私たちは以下の通り17の持続可能な目標(SDGs)に貢献することを目指し、4つの重点テーマを掲げました。お客様、従業員、取引先、地域社会に社会的責任を果たすべくサステナブル(持続可能)な取り組みを着実に実行していきます。また、アート活動を通して、障がい者へ貢献する取り組みも実施しております。ART=空間(Atrium)・食(Restaurant)・旅(Travel)のシーンで日本の美意識が体感できるおもてなし(アート)を取り入れ、お客様をお迎えするとともに社会から求められる存在となるように様々な取り組みを行っていきます。
sdgs パークホテル東京 企業取り組み

1. パートナーシップ/コミュニティ

[目標] 企業と社会的価値創造の結びつきの強化、地域共生社会

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芸術と文化の活動の場の創出

パークホテル東京は、企業としての社会的責任を果たすために、アートを媒介に共通価値の創造(CSV)を行い、アーティストへの支援・貢献の役割を果たすことを目指しています。具体的な取り組みとして、アート(伝統工芸含む)作品の展示・販売を通年行っており、国内アーティストやキュレーター、ギャラリーとの協力により、ホテル館内の様々な場所で400点以上の作品を展示しています。ホテル内に設けた10か所のギャラリーは、多種多様なアート関係者との協力により形成され、ゲストには日本の文化や芸術に触れ、理解を深める機会を提供しています。これにより、新たな発見や豊かな心の育成を促し、アートへの付加価値の向上を目指しております。

「アーティスト・イン・レジデンス」活動を展開

ゲスト用のお部屋において、アーティストを一定期間特定の土地に招聘し、その地での滞在中に作品制作を行う「アーティスト・イン・レジデンス」活動を展開しています。アーティストがホテルコンセプトの「日本の美意識が体感できる時空間」を具現化するアーティストルームでは、従来の客室を改装し、アーティストが滞在中に生まれるインスピレーションを部屋の壁紙やオブジェに直接表現することで、ゲストに独自性のある感動的な体験を提供しています。
これらのアートを通じた取り組みは、企業として社会的責任を果たす一環として位置づけられ、地域社会との連携を強化し、アートによる文化的な価値の向上に寄与しています。

障がい者アーティストの活動の場の創出と自立支援

「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念にアート事業を行っている一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアート運営事務局協力のもと、パークホテル東京は企業と社会的価値の結びつきを強化し、地域共生社会を築く一環として、障がい者アーティストの活動の場を創出しています。館内では、29階・32階回廊に常設展示される展示会を通じて、世界中の障がいのあるアーティストが芸術才能を披露できる場を提供しています。この社会貢献活動は、アートを基軸に据えた空間で、国内外からの様々なゲストを迎える環境で持続的なアーティスト活動の場を提供しています。
展示作品は購入可能で、展示会場には募金箱が設置されています。また、館内の自動販売機はバックヤードのスタッフ用とゲスト用ともに、パラリンアート作品がデザインされたものを導入しています。
これにより、売り上げの一部はパラリンアート運営事務局を通じて、アーティストの自立と社会進出支援に活用されています。

障がい者アーティスト活動への取り組み
・作品展示の開催(年間を通して開催) 国内外の作品を展示
・作品展示兼販売(売り上げの一部はアーティストへ)
・募金箱の設置
・ホテル館内自動販売機の売り上げの一部を寄付
・パラリンアート世界大会に協力企業として参画
・宿泊寄付プラン販売(1泊1部屋につき200円寄付)

※「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念にアート事業を行っている一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアート運営事務局協力のもと実施
https://paralymart.or.jp/association/

障がい者宿泊の受け入れ

25階にレセプションがあるパークホテル東京は、館内をバリアフリー化しておりユニバーサルルームの用意もあります。館内でご利用いただける車椅子やPHSの貸し出し、チェックイン/アウトの手続きは客室にて対応するなど、障がい者の方でも安心してお泊りいただけるよう取り組んでおります。

おもてなしコンシェルジュ在任

「おもてなしコンシェルジュ」はお客様一人ひとりの異なるご利用シーンに応じて的確にご案内し、「日本の美意識が体感できる時空間」での滞在がより一層思い出深いものとなるよう、日本の美意識とおもてなしにより、記憶に残るホテルライフを 提供するパークホテル東京のおもてなしのスペシャリストです。

2. 働きやすい職場づくり

<目標> 働き方改革の推進、職場ポリシーの浸透、お客様満足度の向上

 

社内表彰制度(Good Job、永年勤続)

2024年上期の表彰式

働きがいを高める取り組みとして、社内表彰制度「Good Job表彰」を導入しています。この取り組みでは、スタッフ同士が印象に残った優れた業務を「Good Job」として推薦し合います。年間には約120~180の事例が推薦され、その中から年2回、表彰を行い、スタッフのエンゲージメント向上を目指しています。褒める文化を醸成することを目的にスタートし、やりがいや業務を自分ゴトにする意識を生む要素として発展しています。スタッフが誇りとやりがいを感じながら働くことを促進し、経営理念や行動指針の実現に向けた重要なツールとなっています。また10年、20年、30年と勤続したスタッフには永年勤続表彰を実施しております。

料理コンテスト開催

2023年料理コンテスト表彰式

社内交流と意欲向上を目的とした料理コンテストを開催しています。若手を中心に、調理スキルだけでなく他部署のメンバーも組み込んだチーム編成が特徴となります。料理のクオリティだけでなく、ドリンクとのマリアージュも競われ、ドリンクとの調和も採点の対象となっています。違うスキルを持ったスタッフ同士がチームとなり優れた協力と、クリエイティブな発想を評価しています。

社内研修、社外研修、文化・芸術の勉強会

社内では次世代のリーダー達を対象に月1回の研修や、個人のスキルやキャリアアップに繋がる社外研修への参加が可能な環境があり、アートに特化したパークホテル東京だからこそ、美術館やアートコンセプトを持つ宿泊施設へ足を運んで勉強をする機会もつくっています。2021年度より「ホテルの魅力習得プログラム」をスタッフに実施することを開始。スタッフ同士で教え合う仕組みを構築し、働き甲斐とゲスト満足度の向上の両立を遂行しております。
日本のおもてなし精神を学ぶために茶道体験や、働きやすい職場づくりに不可欠となる全社員参加の「コンプライアンス・ハラスメント研修」など、多様な研修を実施しております。主体的な人材の育成にも力をいれ、2023年より新たに「キャリアデザイン研修」を実施し、業務に直接関係していないものも含め社員の資格・検定・講座を会社がサポートする制度「学びの補助」を導入しました。これらの体験が意識やモチベーションの向上に繋がり、スタッフとしてのみならず社会人としての質の向上を目指しています。

クラブ活動

特技や趣味の幅を広げることができるクラブ活動も盛んに行っています。スポーツや文化などのクラブ活動を通じて、日頃の運動不足の解消や心のリフレッシュを促すサポートをしています。スタッフ同士の交流を活性化することで、風通しが良く、より良い企業風土をつくっていきます。

外国籍スタッフの雇用/日本語研修

近年、増加しているインバウンド対策のためや、海外から訪日されるゲストにより安心感を得ていただくために、外国籍スタッフを雇用。国籍、年齢、性別に関わらず、誰もが活躍でき、それぞれの能力に応じたキャリアアップが出来る環境づくりに取り組んでいます。また接客スキル向上のために、定期的な日本語研修を社内で実施しています。

2024年7月現在 外国籍スタッフ
7人/62人中
(正社員・契約社員)
リトアニア、ロシア、ネパール、ミャンマー、中国
時間短縮制度、育児休暇制度の導入(男女ともに)

仕事と子育てを両立させることができ、スタッフ全員が働きやすい環境を推進し両立支援を心がけています。この制度の導入により多様性のある人材開発にも繋がります。

インターンシップ

近年、サービス業に従事する希望者が少ないと言われる中、積極的に大学や専門学校の生徒にとって有益な実習体験を提供し、将来の就職・入社に繋げる取り組みをしています。また姉妹ホテルの芝パークホテルでは、高校や中学校、養護学校の生徒たちの実習体験も数日間に亘って行っています。

自動化ソリューションへの移行

業務の効率化や生産性の向上を実現するため、電子レジカードや24時間対応可能な外貨両替機を設置しております。これらの取り組みにより、ゲストをお待たせする時間が短縮でき、人手不足の解消や残業削減にも繋がっています。ゲストをもてなす時間を増やすことで働きがいの創出になります。

3. 環境への取り組み

<目標> 共有価値の創出、自然共生社会の実現、循環型社会の構築 (人・社会・地球環境へ配慮した「エシカル」な消費行動の取り組み)

植物由来成分使用で環境にやさしく

客室には、植物・ミネラル由来成分95%以上配合のTHANNのアメニティをご用意しております。
そしてホテルエントランスでは、植物から抽出した100%天然の精油を使ったアロマでゲストをお出迎えします。心地よい香りで心やわらぐ心理的効果をもたらし、また植物が元来もつ中和消臭作用や抗菌・抗ウィルス作用で館内の空気の浄化にも効果的です。これらの取り組みは、私たちの安全や健康増進に繋がります。また使い捨ての小型ボトルから、詰め替えができる大型のボトルに切り替えを行いました。(2024年)
THANNアメニティボトル

THANN(バスアメニティ、ハンドウォッシュ) 
・鉱物油、パラベン・MIT、着色料、香料、動物性原料の成分は使用していない商品
・動物実験をしていない商品
・植物・ミネラル由来成分95%以上配合商品

持続可能なアメニティの使用 -竹や木材の力でプラスチックゼロへの一歩

※全客室のおよそ半数のアイテムを変更済み
オーガニック竹歯ブラシ、竹ブラシ、竹カミソリ、竹綿棒
アメニティ入れ:竹製、木製を使用

アメニティ

サステナブルな取り組みの一環として、竹を主素材としたアメニティをご用意しております。客室にあるトレーやティッシュカバーなどのアイテムも、竹や木材などの環境に優しい素材へと変更いたしました。特に、オーガニック竹歯ブラシはプラスチックゴミ削減に貢献するアイテムです。この歯ブラシは特許技術を用いており、化学薬剤を一切使用せず、安全で環境に配慮しています。竹は3~4年で成長する持続可能な素材であり、プラスチックの代替として理想的です。また、歯磨き粉は紙製のパッケージを採用しており、歯磨きから始まるエコフレンドリーなライフスタイルをサポートします。自然素材の竹歯ブラシを使用することで、健康と環境保全を両立させる特別な宿泊体験をご提供いたします。

客室内ミネラルウォーター用ペットボトル使用ゼロ

ナチュラルミネラルウォーター

客室用のミネラルウォーターは、大分県国東半島の大自然から採水した軟水の飲みやすいナチュラルミネラルウォーターをご用意しております。また脱プラスチックを目的として、地球環境に配慮した素材といわれているアルミ缶を採用しております。

客室用ナチュラルミネラルウォーター
日本国内で採水した軟水の飲みやすいナチュラルミネラルウォーターです。
硬度64ですっきりと飲みやすい軟水
大分県鹿鳴越(かなごえ)山系のおいしい天然水です。
大分県国東半島の大自然が産み出した天然水(採水地:大分県杵築市本庄)
地下250mから汲み上げた、ミネラルを含んだおいしい天然水です。
カルシウム1.1mg、マグネシウム0.9mg、ナトリウム1.4mg(100ml当たり)
環境に配慮したラベルレス(直接印刷)誌様です。
ラベルをはがさずリサイクル可能なアルミボトル缶を採用。
※ペットボトル製品を年間約17,000本分削減(2019年比)

アルミ素材採用

・ごみが減る
アルミ缶を捨てずに何度もリサイクルすることでごみを削減・埋め立て地負荷を減らすこともできます。(アルミ缶リサイクル率 97.9%)
・資源を大切にできる
アルミ新地金の原料は貴重な天然資源です。日本は新地金を100%海外から輸入しています。アルミ缶をリサイクルすることで、限りある資源の有効活用を図ることができます。
・エネルギーを節約できる
回収されたアルミ缶から再生地金を作ると、新しく作るのに比べて、97%のエネルギーを節約できます。(3%のエネルギーで地金の再生が可能)

環境に優しい高品質なお茶の採用(Art of Tea) 客室内

オーガニック イングリッシュブレックファスト Organic English Breakfast
オーガニック ミントグリーンOrganic Mint Green
環境に優しい高品質なお茶の採用
Art of Teaは、香料を極力使わず自然の香りを重視し、USDA(米国農務省)の認証を受けた95%以上がオーガニック素材で作られています。環境への配慮も重要視しており、ティーバッグには生分解性素材を使用したエコピラミッドサシェを採用。これにより、使用後に自然に戻り環境負荷を最小限に抑えています。特に、ミントグリーンティーはフェアトレード認証を取得しており、生産者への公正な取引を実現しています。Art of Teaは環境に優しい高品質なお茶をホテルの客室で提供することで、サステナブルな観点からも、特別なひとときを演出します。

節水

全客室に節水型トイレを採用し、シャワーヘッドを節水タイプのハンスグローエ社のECO smartに交換したことにより、20~30%(階層により異なる)の節水をしております。

エコ素材のランドリーバッグを採用

LIMEXは石灰石を主原料とした新素材です。袋として使用することで、プラスチック使用量を削減しています。
ランドリーバック

紙資源の対策

・スタッフ用の名刺素材にバナナペーパー使用
スタッフの名刺素材をエシカルな紙であるフェアトレード認定のバナナペーパーを使用しております。2011年から始まったこの事業は、環境問題や社会課題に取り組む想いから誕生し、17のSDGsに結びつく日本初のフェアトレード認証の紙です。バナナペーパーの製造には日本の伝統技術「越前和紙」も活かされ、環境に優しく、社会的な意義を持つエシカルなペーパーです。エンフエ村(サウス・ルアングア国立公園近く)のオーガニックバナナ農家とのコラボで生まれたこのバナナペーパーは、人、森、野生動物を守り、環境と社会に価値をもたらすフェアトレードな紙です。使用されるバナナ繊維はアフリカのザンビアで取れ、エンフエ村の女性たちが手作業で水分を取り除き、乾燥させています。この取り組みにより、スタッフの名刺を通じてエシカルな企業姿勢を示し、アフリカの地域で雇用を生み出し地元の人々の自立を支援しています。
PHOTO: One Planet Café

・給料明細書や源泉徴収票、スタッフ向けのARTブランドマニュアルは、システム導入によるデータ配信に切り替えました。これによりミスの軽減や業務量の削減、スタッフへの情報伝達の確実性と速さの向上にも繋がりました。(作業の効率化で働き方改革を推進し、スタッフの充実したワークバランスをも実現しています)

地球温暖化の対策 -環境にやさしいものへの切り替え

・プラスチック製品使用の削減
プラスチックストロー使用の廃止
地球温暖化の問題のひとつである二酸化炭素削減のために、館内全レストランにてプラスチックストローの使用を廃止し、紙ストロー又はさとうきびストローを導入しています。
サトウキビは従来、産業廃棄物として処理されていたバガス(サトウキビを精糖化した際にでる食品残渣)とPLA(ポリ乳酸)で作られた生分解。且つ100%天然成分のアップサイクル製品です。

LED化の推進

館内のLED化は全体の8割まで進み、その他は省エネタイプの灯電球を使用しています。今後は全館の照明を順次LEDへ
交換し、地球温暖化防止に貢献します。

2020年9月現在 LED化率
客室 ……80%
客室廊下 ……100%
レストラン(店内) ……95%
レストラン(厨房)……100%
事務所 (25階)……100%
事務所(24階) ……40%

CO₂排出量と廃棄物を削減する、環境配慮型リコンデションモデルを導入 / 2024年2月

ApeosPort-Ⅵ C RCシリーズ/ ApeosPro C650
社内で使用する複合機に、環境に優しいリコンデションモデルを導入しています。これにより、製品ライフサイクル全体を通じたCO₂削減を実現し、スタッフの環境意識やSDGsへの取り組み意識の向上にも繋がっています。
環境配慮型リコンデションモデルとは:
使用済みの製品を分解/洗浄/部品交換または、使用済みの製品の部品を必要に応じて再生し、部品を組み立て製造した新品として品質を保証した機械

レインフォレスト・アライアンス認証製品(コーヒー豆)

レインフォレスト・アライアンス認証製品

各レストランで提供するコーヒーは、すべてレインフォレスト・アライアンス認証製品を使用しています。生物多様性の保全とサステナブル(持続可能)な生活の確保に取り組んでいる国際的な非営利組織のレインフォレスト・アライアンス認定のコーヒー豆を積極的に取り扱うことで、地球環境の保護や発展途上国などの生産者の支援にも繋がっています。

木製のキーカードを採用 -プラスチック素材使用の削減

通常プラスチック素材のキーカードを木製のキーカードを採用しております。

キーケースにアップサイクルデザインを採用

ホテルでは、使い捨てとなっていたキーケースをアップサイクルデザインに変更し、宿泊時にはゲストが利用し、宿泊後は再利用可能なポストカードとして提供しています。このデザインの特徴は、エシカルな行動への参加を促進する点にあります。ゲストは宿泊の思い出を再利用可能なポストカードに変えて友人や家族に送ることができ、同時にホテルのプロモーションにも貢献します。この仕組みは環境への貢献とゲスト体験の向上を両立させ、ホテルのサステナビリティにおける一翼を担っています。

木製のキーカード&アップサイクルデザインキーケース

大切な資源のリサイクル徹底

レストランの厨房などで出た廃食用油、ペットボトルやアルミ缶を含むゴミは、リサイクル業者により回収されリサイクルまたは細かく分類され処分しています。

エコ清掃への呼びかけ

クリーニングで発生する有機洗剤などの使用を極力抑制することで環境への貢献することができるよう、
連泊のゲストにはご希望により不要な清掃の削減やシーツの交換の省略にご協力いただいております。

4. 健康と安全

<目標> 安心・安全の確保

 

ウェルビーイングな朝食の提供

ビュッフェ料理に加え、国産平飼い卵を使用したお好みのスタイルで楽しめる卵料理に、国産オーガニックや低農薬野菜を添えたプレートや、植物性食品のみで構成されたエシカルなプレートもご用意しております。

国産の平飼い卵の使用(アニマルウエルフェア)

朝食に使用する卵は全て国産の平飼い卵を使用しています。平飼い卵は、
鶏が自由に動き回れる環境で育てられており、ストレスの少ない健康的な
鶏から産まれた新鮮で安全な卵をご用意しております。

ヴィーガンのゲストにもお楽しみいただける朝食メニューの提供

植物性食材を使用し、健康と環境に配慮したバランスの良い食事を
ご用意しております。フルーツや野菜、穀物など、新鮮な素材を活
かした朝食です。

環境と共生する“ARAS”サステナブルコレクション

朝食で使用する器の一部に、石川県加賀市の自社工場で製造される日本ブランド“ARAS(エイラス)”のサステナブルコレクションを採用しています。特に杉皮シリーズは、産業廃棄物である杉皮を50%使用し、樹脂と混ぜた新素材で、CO2排出量を約50%削減。リサイクル可能な素材で無駄を減らし、環境負荷を最小限に抑えています。環境との共生を重視した持続可能な器を使用しております。

厳選された良質な国産小麦パンや、ヴィーガンパンをご用意

那須塩原市のベーカリーKANEL BREADから生まれたCLASICO(クラシコ)のパンをご用意しております。
牛乳からチーズをつくる過程で生じる副産物「ホエイ」をパンの仕込み水として活用しものや、国産の全粒粉小麦、地元の酒蔵の酒粕、米油など植物由来成分の原材料のみを使用したヴィーガンパンをご用意しております。

サステナブルに配慮した料理の提供

オールデイダイニング「アートカラーズダイニング」では、北海道産オーガニック
小麦を使用したピザ生地に、日本各地の厳選された食材やオーガニック野菜を使用
したピザをご用意しております。その他、国産オーガニック野菜のグリルや黒毛和牛
東京ビーフのステーキなど国消国産を意識した食材選びを行っております。

サステナブルに配慮したドリンクの提供

日本料理「花山椒」、オールデイダイニング「アートカラーズダイニング」のドリンクメニューは、レインフォレストアライアンス認証商品や、オーガニック商品、食品ロスに配慮した商品等をご用意しており、またゲストが環境に配慮された商品を選べるようにメニューにマークを表記しております。

食物アレルギー/食事制限に柔軟に対応

ホテルには世界各国からのゲストの利用があり、多国籍なスタッフも多く働いています。中には宗教上の理由や体質による食 物アレルギーや制限のあるゲストやスタッフがいるため、柔軟に対応できるよう複数のメニュー構成にて食事を提供しています。

全館禁煙

受動喫煙防止や健康維持のため、2014年より全室禁煙になりました。

消防・避難訓練

災害や事故時の持続可能性を強化・維持するため、月1回の防災訓練、年1回消防審査会、防火管理者・自衛消防技術試験・防災センター要員を育成し資格取得を会社がサポートしています。また海外からのゲストが多いホテルとして、英語での防災訓練も実施しています。

“日本の美意識が体感できる時空間”

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