パークホテル東京は、「日本の美意識が体感できる時空間」をコンセプトに、ホテルの柱であるART=空間(Atrium)食(Restaurant)旅(Travel)のそれぞれのシーンで、日本の美意識が体感できる取り組みを行っております。その取り組みのひとつとして、Atrium(アトリウム)にて「室礼(しつらい)」によるおもてなしでゲストをお出迎えする、ARTcolours展示を開催しております。春夏秋冬(年間)を通して開催され、アート作品で時空(とき)とともにうつろう季節感を見立てた展示となります。
日本は古来より、変化に富む自然豊かな国として、日々変化していく自然風景や植物、祭礼、伝統工芸や伝統文化など、自ずと季節の変化を鋭敏に反映しており、季節のうつろいを美しみ、楽しみ、厳しさを感じ取るとともに自然の恵みを尊んできました。その精神から自然を愛でる心が生まれ、日本人特有の美意識が育まれてきたといえます。
茶道では、『炉』の季節と『風炉』の季節の2つに分けておもてなしをしております。茶の湯の文化を発展させた茶人として知られる千利休は、「夏はいかにも涼しきように、冬はいかにも暖かくなるように」という言葉を残しています。日々変化する自然とともに、どのように客人をもてなすかという心づかいの表れであり、おもてなしの心といえます。
春夏秋冬のうつろいとともに変化していく風情を、アートを媒介に日本の季節や文化を感じながら、美術館のようなゆったり流れる時間と空間の中で、日本の美意識を体感して頂けるように、四季折々のおもてなしでお客様を心からお迎えいたします。
パークホテル東京では、アートを媒介に日本の美意識のひとつでもある「室礼(しつらい)」によるおもてなしでゲストをお出迎えしております。その取り組みのひとつとして、日本の四季を表現するART colours展示を開催しています。
2024年夏から2024年秋の展示は、MASATAKA CONTEMPORARYがキュレーションを行います。
「侘び」「寂び」のような日本の伝統的な美意識と、「Kawaii」「映え」のような現代的な美意識は、時代は違えども物事に対して感じる美の概念の一部…