雨のち晴レの日 展

パークホテル東京では年間を通して、日本の四季を表現する展示会ART coloursを開催しています。

四季の中で最も気温が上がる夏は、伝統的な神輿やお囃子が楽しめ、盆踊りや縁日、七夕祭り、納涼祭など晴レの日が多い季節でもあります。「晴レの日」とは日本の四季や文化を背景にした縁起のいい「晴レ」がましい日(=非日常)です。

伝統的な古き良き文化の晴レの日は、時代が移り価値観が変化していることで、昨今はその需要や習慣が減少しています。この変化は、非日常が日常に溶けこみ、日常が非日常にもなり、日常と非日常の境目が曖昧になっているともいえます。

日常と非日常が曖昧な今の時代にこそ、私たちの周りにある日常を見つめ直すことが大切なのではないでしょうか?

夏展示のメイン作品は、作家千葉美香が描いた「なんくるないさー!」。沖縄の方言で「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味です。

日常を描いたアート作品と対話することで、新たな晴レの日(良い日)が見つかるかもしれません。夏の光輝く空のような晴レやかな日が、本展示を通してあなたに届くことを願います。

* 会期中、展示作品はご購入いただけます。

Vol. 33 2020 Summer Exhibition

期間: 2020年7月1日(水) ~ 9月12日(土)
時間: 11:00 a.m. ~ 8:00 p.m.
場所: アトリウム (25F)
料金: 無料

[キュレーション]gallery UG
[デザイン]Design Studio PHT
[主催]パークホテル東京



Art Works

Mika CHIBA
Everything Will Be Fine
F50 91 x 116.7 cm
oil paint
Everything Will Be Fine
Ryosuke KAWAHIRA
Wake up, Four in the morning
F50 116.7 x 91 cm
Mixed Media
Wake up, Four in the morning
Hiroko ICHITSUKA
放光うさぎ
S15 65.2 x 65.2 cm
Mineral pigments, pigments and gold paint on Japanese paper
放光うさぎ
Kunihiko NOHARA
Refresh
157 x 59.5 x 28.3 cm
zelkova wood
Refresh
Osamu WATANABE
Pegasus
25 x24 x 23 cm
FRPr
Pegasus
Takaoki TAJIMA
An equestrian stature that splits a bun into two
50 x 35.5 x 16 cm
camphor
An equestrian stature that splits a bun into two
Junko ASANO
チーズの向こう側
35.7 x 91 cm
acrylic on wood panel
チーズの向こう側

Nankuru naisa

チーフカクテルデザイナー 鈴木 隆行

料金: 1,600円
*税金・サービス料込


Profile of Artist

“日本の美意識が体感できる時空間”

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