WHITE SUMMER Exhibition

日本には「涼を取る」という言葉があります。涼しい風に当たるなどして、暑さをしのぐ。すずむ。といった意味があります。また、実際に体で感じるだけではない意味にも使われています。例えば、真夏に雪の絵を掛けたり、水槽を置いて観賞したり、ガラスなど透き通るものをみて氷を感じたり、目や耳からも涼しさを感じられるものを生活に取り入れことで、気分的にも暑さを紛らわす、これも昔からの日本人の知恵であり、夏の楽しみ方のひとつとなっています。
今回のアートカラーズでは、このような先人たちの知恵を活かしながら、「アートで涼を取る」試みを致します。藤浪理恵子、山田純嗣、藤田夢香、坂本藍子、東樋口徹、渡邉加奈子、現在活躍中の6作家を中心に展示致します。パークホテル東京にしかない解放感のある吹き抜けの空間アトリウムにて、まずは目から涼を取って頂き、そして耳や、舌でも、日本の夏を感じて頂ければと思います。

Vol. 10 2014 Summer Exhibition

期間: 2014年6月2日(月) ~ 8月31日(日)
時間: 11:30 a.m. ~ 10:00 p.m.
場所: 25F ART Lounge
料金: 無料

[協力]不忍画廊  
[総合プロデュース]creative unit moon
[映像制作]antymark

Artists

Junji Yamada  |  Rieko Fujinami  |  Yumeka Fujita  |  Aiko Sakamoto  |  Toru Tohiguchi  |  Kanako Watanabe



Art Works

スープ「パリ・ソワール」

吉野 建 シェフ

「パリの夕暮れ」という名のスープは、白くて冷たいジャガイモのスープとコンソメゼリーの二層仕立て。いつまでも暮れない、夏のパリの夕暮れをイメージして、この名がつけられたそう。
[期間]:2014年6/2(月)~6/30(月)
[料金]:ディナーコース6,800円のうちの一品として提供(税金・サービス料込み)


Profile of Artist

御造り「おとし鱧」

料理長 関口元道

皿の上でふわりときれいに広がった鱧は、まるで白い牡丹の花のよう。
キリリと冷えた身を、さっぱりと梅肉でいただくのがおすすめです。

[期間]:2014年6/2(月)~8/31(日)
[料金]:3,801円(税金・サービス料込み)


Profile of Artist

「ホワイトサマー」 ~ホワイトティラミスとアイスクリーム 

コーヒー又は紅茶付き~

《BODHIDHARMA》(画・山田純嗣)をイメージしたデザート。
水墨画のように、白と黒の世界で表現しました。
夏のラウンジに降り積もる雪(ホワイトチョコレート)をお楽しみください。

[期間]:2014年6/2(月)~8/31(日)
[料金]:1,800円(税金・サービス料込み)

ホワイトサマー

カクテルデザイナー 鈴木隆行

作品全体に覆われる、奥深く複雑な“白”の色彩。
水に触れると乳白する香草酒をベースにフローズンのカクテルで“白”を表現しました。

[期間]:2014年6/2(月)~8/31(日)
[料金]:1,500円(税金・サービス料込み)


Profile of Artist

“日本の美意識が体感できる時空間”

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