春色の墨

Colours of Spring through Ink

墨色は、日本の伝統文化の中で極めて重要な色と言えます。
墨とは、油煙や松の根を燃やして出た煤(すす)を膠(にかわ)で練り固めたものです。それを水と硯ですってできた色が墨色となります。
古くから黒い色を着色する際に最も多く使用され、数千年という年月にも耐える記録材料とてして、歴史を語り伝える際の大きな役割をもっています。
また墨は、インクとしてだけではなく、絵画では水墨画、工芸では漆にも用いられ、そして書として、文字を芸術にまで高めた、この国には欠かせない材料です。
特に、日本の芸術はこの墨の明暗で色を表現することを好みます。
アトリウムでは『春色の墨』と題して現代作家の展覧会を開催致します。
墨で日本の春を感じて頂ければ幸いです。

Vol. 1 2012 Spring Exhibition

期間: 2012年3月26日(月) ~ 5月26日(土)
時間: 11:30 a.m. ~ 10:00 p.m.
場所: 25F Atrium
料金: 無料

[協力]羽黒洞
[総合プロデュース]creative unit moon
[映像制作]antymark



Art Works

「花山椒」 料理長 高田賀章

春色の京懐石

「レストラン タテル ヨシノ 汐留」 総料理長 吉野建

仔羊のロースト

ザ ラウンジ

春色のパスタコース

バル ア ヴァン タテルヨシノ バー ハイソサエティ東京  鈴木隆行

夏色のカクテル「HAZAKURA」

“日本の美意識が体感できる時空間”

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