SDGs

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パークホテル東京 SDGs宣言

株式会社芝パークホテルの経営理念「人をもてなす道を究める」
行動指針「おもてなしの心」(感謝する心を持つ・相手の立場になって考える力を持つ)の下
パークホテル東京は、国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し
サステナブル(持続可能)な社会の実現に努めてまいります。

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Vol.05 2023年4月(改定)

SDGs(持続可能な開発目標)とは
パークホテル東京におけるSDGsの活動
1.パートナーシップ/コミュニティ
2.働きやすい職場づくり
3.環境への取り組み
4.健康と安全

 


SDGs(持続可能な開発目標)とは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられた目標です。サステナブル(持続可能)な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

sdgs パークホテル東京

 

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パークホテル東京におけるSDGsの活動

“サステナブル(持続可能)な旅に貢献するために私たちができること”

私たちは以下の通り17の持続可能な目標(SDGs)に貢献することを目指し、4つの重点テーマを掲げました。お客様、従業員、取引先、地域社会に社会的責任を果たすべくサステナブル(持続可能)な取り組みを着実に実行していきます。また、アート活動を通して、障がい者へ貢献する取り組みも実施しております。ART=空間(Atrium)・食(Restaurant)・旅(Travel)のシーンで日本の美意識が体感できるおもてなし(アート)を取り入れ、お客様をお迎えするとともに社会から求められる存在となるように様々な取り組みを行っていきます。
sdgs パークホテル東京 企業取り組み

 

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1. パートナーシップ/コミュニティ

[目標]
企業と社会的価値創造の結びつきの強化、地域共生社会

 

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  • 芸術と文化の活動の場の創出

パークホテル東京は、社会に必要とされる企業を目指し、アートを媒介に共通価値の創造を行い、アーティストへの支援・ 貢献の役割を果たすことを目指していきます。一般社団法人日本現代美術振興協会のART OSAKA事務局協力のもと、館内にてART in PARK HOTEL TOKYO((略称 AiPHT/現代美術のホテル型アートフェア)を開催(現在は展示のみ)することにより、ゲストに日本の文化や芸術への理解を深めていただき新たな発見や豊かな心の育成に繋げています。そしてまた沢山のアーティストやキュレーター、ギャラリーの協力により、ホテル館内の各所にアート作品展示(コリドーギャラリー)を通年行い、アートへの付加価値づくりへと繋がっております。

sdgs パークホテル東京 アート展示の場の創出 sdgs パークホテル東京 アート展示の場の創出

パークホテル東京内 コリドーギャラリー会場

sdgs パークホテル東京 アートフェア 企業取り組み

ホテル型アートフェア

  • 障がい者アーティストの活動の場の創出と自立支援

「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念にアート事業を行っている一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアート運営事務局協力のもと、社会貢献活動の一環として館内に世界中の障がいのあるアーティストが芸術才能を披露することができる展示会(32階回廊に常設展示)を開催しております。私たちはアートを基軸にしている空間において、国内はもとより様々な訪日外国人をゲストとして迎えている環境で、持続的にアーティスト活動の場を提供し、国内外の人たちに発信することを試みています。展示作品は購入することもでき、展示会場には募金箱を設置しております。バックヤードのスタッフ用と、館内にある自動販売機はパラリンアート作品がデザインされたものを導入しています。売り上げの一部はパラリンアート運営事務局を通して、アーティストの自立と社会進出支援に活用されております。

障がい者アーティスト活動への取り組み
・作品展示の開催(年間を通して開催) 国内外の作品を展示
・作品展示兼販売(売り上げの一部はアーティストへ)
・募金箱の設置
・ホテル館内自動販売機の売り上げの一部を寄付
・パラリンアート世界大会に協力企業として参画
・宿泊寄付プラン販売(1泊1部屋につき200円寄付)

sdgs パークホテル東京 パラリンアート世界大会協力企業へ参画

パラリンアート世界大会

sdgs パークホテル東京 パラリンアート展示の場の創出 sdgs パークホテル東京 パラリンアート展示の場の創出 sdgs パークホテル東京 パラリンアート展示の場の創出

パークホテル東京内 展示会場

※「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念にアート事業を行っている一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアート運営事務局協力のもと実施
https://paralymart.or.jp/association/

  • 障がい者宿泊の受け入れ

25階にレセプションがあるパークホテル東京は、館内をバリアフリー化しておりユニバーサルルームの用意もあります。館内でご利用いただける車椅子やPHSの貸し出し、チェックイン/アウトの手続きは客室にて対応するなど、障がい者の方でも安心してお泊りいただけるよう取り組んでおります。

  • おもてなしコンシェルジュ在任

「おもてなしコンシェルジュ」はお客様一人ひとりの異なるご利用シーンに応じて的確にご案内し、「日本の美意識が体感できる時空間」での滞在がより一層思い出深いものとなるよう、日本の美意識とおもてなしにより、記憶に残るホテルライフを 提供するパークホテル東京のおもてなしのスペシャリストです。

 

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2. 働きやすい職場づくり

[目標]
働き方改革の推進、職場ポリシーの浸透、お客様満足度の向上

 

 
  • 社内表彰制度(Good Job、永年勤続)

Good Job表彰とは、スタッフ同士で印象に残った良い業務の事例をGood Jobとして推薦する取り組みです。そして年に2回、数多くのGood Jobの中から数件の事例が表彰されます。この取り組みは褒める文化の醸成を目的として始まり、自分の仕事に誇りとやりがいを持つことから発展して経営理念・行動指針の実現に向けてのツールとして活用しています。また10年、20年、30年と勤続したスタッフには永年勤続表彰を実施しております。

パークホテル東京 社内表彰制度
2019年下期の表彰式

  • 料理コンテスト開催

社内交流と意欲向上を目的に芝パークホテルグループで料理コンテストを開催しております。若手を中心に、調理人だけではなく他部署のメンバーを加えたチーム編成で参加して、ドリンクとのマリアージュも行っております。

パークホテル東京  2022年料理コンテスト表彰式
2022年料理コンテスト表彰式

  • 社内研修、文化/芸術の勉強会、クラブ活動、社外研修

社内では次世代のリーダー達を対象に月1回の研修や、ホテルの枠内だけにとらわれない多様で多彩なスタッフ育成を図る目的の読書会、特技や趣味の幅を広げることができるクラブ活動も盛んに行っています。アートに特化したパークホテル東京だからこそ、美術館やアートコンセプトを持つ宿泊施設へ足を運んで勉強をする機会も作っています。2021年度より「ホテルの魅力習得プログラム」をホテル従業員に実施することを開始。ホテル従業員同士で教え合う仕組みを構築し、働き甲斐とお客様満足度の向上の両立を遂行しております。日本のおもてなし精神を学ぶために茶道体験をしたり、個人のスキル/キャリアアップにも繋がる社外セミナーへの参加などの機会も設けております。これらの体験が意識やモチベーションの向上に繋がり、ホテル従業員としてのみならず社会人としての質の向上を目指しています。

  • 外国籍スタッフの雇用/日本語研修

近年、増加しているインバウンド対策のためや、海外から訪日されるゲストにより安心感を得ていただくために、外国籍スタッフを雇用。国籍、年齢、性別に関わらず、誰もが活躍でき、それぞれの能力に応じたキャリアアップが出来る環境づくりに取り組んでいます。また接客スキル向上のために、定期的な日本語研修を社内で実施しています。

Sdgs 外国籍スタッフの雇用/日本語研修 パークホテル東京

2022年6月現在 外国籍スタッフ
6人/61人中
(正社員・契約社員)
スペイン、イギリス、ロシア、イタリア、ネパール、リトアニア、カナダ

  • 時間短縮制度、育児休暇制度の導入(男女ともに)

仕事と子育てを両立させることができ、スタッフ全員が働きやすい環境を推進し両立支援を心がけています。この制度の導入により多様性のある人材開発にも繋がります。

  • インターンシップ

近年、サービス業に従事する希望者が少ないと言われる中、積極的に大学や専門学校の生徒にとって有益な実習体験を提供し、将来の就職・入社に繋げる取り組みをしています。また姉妹ホテルの芝パークホテルでは、高校や中学校、養護学校の生徒たちの実習体験も数日間に亘って行っています。

  • 自動化ソリューションへの移行

業務の効率化や生産性の向上を実現するため、電子レジカードや24時間対応可能な外貨両替機を設置。また館内の展示作品情報はQRコード化しました。これらの取り組みにより、ゲストをお待たせする時間が短縮できたり、人手不足の解消や残業削減にも繋がっています。ゲストをもてなす時間を増やすことで働きがいの創出になります。

 

 

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3. 環境への取り組み

[目標]
共有価値の創出、自然共生社会の実現、循環型社会の構築
(人・社会・地球環境へ配慮した「エシカル」な消費行動の取り組み)

 

  • 植物由来成分使用で環境にやさしく

客室には、植物・ミネラル由来成分95%以上配合の THANNのアメニティをご用意しております。そしてホテルエントランスでは、植物から抽出した100%天然の精油を使ったアロマでゲストをお出迎えします。心地よい香りで心やわらぐ心理的効果をもたらし、また植物が元来もつ中和消臭作用や抗菌・抗ウィルス作用で館内の空気の浄化にも効果的です。これらの取り組みは、私たちの安全や健康増進に繋がります。

パークホテル東京 アメニティ タン

THANN(バスアメニティ、ハンドウォッシュ) 
・鉱物油、パラベン・MIT、着色料、香料、動物性原料の成分は使用していない商品
・動物実験をしていない商品
・植物・ミネラル由来成分95%以上配合商品

 

  • 節水

全客室に節水型トイレを採用し、シャワーヘッドを節水タイプのハンスグローエ社のECO smartに交換したことにより、20~30%(階層により異なる)の節水をしております。

  • 紙資源の対策

ホテル従業員用の名刺の素材を、バナナペーパーに変更。(随時変更中)

[バナナペーパーとは]
バナナペーパーは、今までは廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料として使用し、日本の和紙の技術を用いて作られた「フェアトレード」の紙です。環境に配慮し、アフリカの貧困層の村に雇用を生み出し、現地の人々の自立を支え、アフリカの人たち、そこに暮らすいきもの、そして世界をつなげるエシカルペーパーです。

SDGs パークホテル東京 バナナペーパー使用 SDGs パークホテル東京 バナナペーパー使用

PHOTO: One Planet Café

  • 地球温暖化の対策 -環境にやさしいものへの切り替え

プラスチック製品使用の削減
・プラスチックストロー使用の廃止

地球温暖化の問題のひとつである二酸化炭素削減のために、館内全レストランにてプラスチックストローの使用を廃止し、紙ストロー又はさとうきびストローを導入しています。

※紙ストローからさとうきびストローに随時変更中
サトウキビは従来、産業廃棄物として処理されていたバガス(サトウキビを精糖化した際にでる食品残渣)とPLA(ポリ乳酸)で作られた生分解、且つ100%天然成分のアップサイクル製品です。

  • 客室内ミネラルウォーター用ペットボトル使用ゼロ

客室用のミネラルウォーターは、大分県国東半島の大自然から採水した軟水の飲みやすいナチュラルミネラルウォーターをご用意しております。また脱プラスチックを目的として、地球環境に配慮した素材といわれているアルミ缶を採用しております。
SDGs パークホテル東京 客室用ナチュラルミネラルウォーター SDGs パークホテル東京 アルミ缶リサイクル

客室用ナチュラルミネラルウォーター
日本国内で採水した軟水の飲みやすいナチュラルミネラルウォーターです。
硬度64ですっきりと飲みやすい軟水
大分県鹿鳴越(かなごえ)山系のおいしい天然水です。
大分県国東半島の大自然が産み出した天然水(採水地:大分県杵築市本庄)
地下250mから汲み上げた、ミネラルを含んだおいしい天然水です。
カルシウム1.1mg、マグネシウム0.9mg、ナトリウム1.4mg(100ml当たり)
環境に配慮したラベルレス(直接印刷)誌様です。
ラベルをはがさずリサイクル可能なアルミボトル缶を採用。
※ペットボトル製品を年間約17,000本分削減(2019年比)

アルミ素材採用
■ごみが減る
アルミ缶を捨てずに何度もリサイクルすることでごみを削減・埋め立て地負荷を減らすこともできます。(アルミ缶リサイクル率 97.9%)
■資源を大切にできる
アルミ新地金の原料は貴重な天然資源です。日本は新地金を100%海外から輸入しています。アルミ缶をリサイクルすることで、限りある資源の有効活用を図ることができます。
■エネルギーを節約できる
回収されたアルミ缶から再生地金を作ると、新しく作るのに比べて、97%のエネルギーを節約できます。(3%のエネルギーで地金の再生が可能)

  • CO2排出削減・プラスチック使用量削減アメニティーを随時採用予定
    ※全客室のおよそ半数のアイテムを変更済み
    (ハブラシ、ヘアブラシ、レザー、コットンセット、ボディタオル、シャワーキャップ)

SDGs パークホテル東京 CO2排出削減・プラスチック使用量削減アメニティーを随時採用

ムギの廃棄部分からなる再生可能な生物資源を含有することにより、29%のプラスチック削減を実現している商品を採用しています。日本製のクラフト調の紙を採用することにより、包装については89%ものプラスチック削減しております。
※ムギ由来の植物資源を含有しているのは、ハブラシ・ヘアブラシ・レザーとなります。その他のアメニティーは別の環境配慮型商品となります。

  • エコ素材のランドリーバッグを随時採用予定
    ※全客室のおよそ半数のアイテムを変更済み

SDGs パークホテル東京 エコ素材のランドリーバッグを随時採用

LIMEXは石灰石を主原料とした新素材です。
袋として使用することで、プラスチック使用量を削減しています

  • LED化の推進

館内のLED化は全体の8割まで進み、その他は省エネタイプの灯電球を使用しています。今後は全館の照明を順次LEDへ交換し、地球温暖化防止に貢献します。

2020年9月現在 LED化率
客室 ……80%
客室廊下 ……100%
レストラン(店内) ……95%
レストラン(厨房)……100%
事務所 (25階)……100%
事務所(24階) ……40%

 

  • レインフォレスト・アライアンス認証製品(コーヒー豆)

レインフォレスト・アライアンス認証製品

各レストランで提供するコーヒーは、すべてレインフォレスト・アライアンス認証製品を使用しています。生物多様性の保全とサステナブル(持続可能)な生活の確保に取り組んでいる国際的な非営利組織のレインフォレスト・アライアンス認定のコーヒー豆を積極的に取り扱うことで、地球環境の保護や発展途上国などの生産者の支援にも繋がっています。

  • 大切な資源のリサイクル徹底

レストランの厨房などで出た廃食用油、ペットボトルやアルミ缶を含むゴミは、リサイクル業者により回収されリサイクルまたは細かく分類され処分しています。

  • エコ清掃への呼びかけ

クリーニングで発生する有機洗剤などの使用を極力抑制することで環境への貢献することができるよう、連泊のゲストにはご 希望によりシーツの交換の省略にご協力いただいております。

 

 

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4. 健康と安全

[目標]
安心・安全の確保

 

 
  • ホテルレストラン ドリンクメニュー

日本料理「花山椒」、オールデイダイニング「アートカラーズダイニング」のドリンクメニューは、レインフォレスト・アライアンス認証商品や、オーガニック商品、食品ロスに配慮した商品等をご用意しており、またお客様が環境に配慮された商品を選べるようにメニューにマークを表記しております。

  • 食物アレルギー/食事制限に柔軟に対応

ホテルには世界各国からのゲストの利用があり、多国籍なスタッフも多く働いています。中には宗教上の理由や体質による食物アレルギーや制限のあるゲストやスタッフがいるため、柔軟に対応できるよう複数のメニュー構成にて食事を提供していま す。

  • 全館禁煙

受動喫煙防止や健康維持のため、2014年より全室禁煙になりました。

  • 消防・避難訓練

災害や事故時の持続可能性を強化・維持するため、月1回の防災訓練、年1回消防審査会、防火管理者・自衛消防技術試験・防災センター要員を育成し資格取得を会社がサポートしています。また海外からのゲストが多いホテルとして、英語での防災訓練も実施しています。

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“日本の美意識が体感できる時空間”

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