パークホテル東京では、アートを媒介に日本の美意識のひとつでもある室礼(しつらい)によるおもてなしでゲストをお出迎えしております。その取り組みのひとつとして、日本の四季を表現する展示会ART coloursを開催しています。31回目となる今回は、日本の寒い時期「冬」に訪れるゲストを、アーティストベッキーによる遊び心や、ほんわかあたたかい世界観で包み込むような展示をご用意いたしました。
冬。
それは寒くて、あたたかい季節
大切な人に手を握られてぬくぬくしたり
できたてのごはんでほくほくしたり
落ち着くお部屋でぽかぽかしたり
寒いからこそ感じられる”あたたかさ”がたくさん散りばめられた季節なのです。
忙しい日々や凍える空気から離れて、身も心もあたたまれる空間をお届けします。
ベッキー
寒暖差のある日本では、寒さが身に染みる季節にはゲストが身体と共に心も暖かく感じて頂けるように、知恵を絞りゲストをもてなす創造をしてきました。日本人なりのおもてなしの心があらわれる美意識でもあります。
今期の冬は、ほっと心に灯がともるようなBecky -Cozy and Warm Winter!-の、あたたかなおもてなしをお楽しみください。
* 会期中、展示作品はご購入いただけます。
出展作家: ベッキー
期間: 2019年12月2日(月) ~ 2020年2月16日(日)
時間: 11:00 a.m. ~ 8:00 p.m.
場所: 25F / 31F
料金: 無料
[出展アーティスト]ベッキー
[協力]株式会社サンミュージックプロダクション
[デザイン]SEIKI DESIGN STUDIO
[映像制作]antymark annex
[企画協力]creative unit moon by KON-KON
[主催]パークホテル東京
Appetizer / Main Dish / Dessert / Coffee or tea
料金: ¥5,000
*税金・サービス料込
*ディナータイムのみ提供
料金: ¥1,300 (2:30-10:00 p.m.)
*税金・サービス料込
1984年 3月生まれ
昨年でデビュー20年目を迎える。
2020年公開 三池崇史監督「初恋」に出演。3シーズン目を迎える「あいのり」シリーズでは、全シーズンでのMCを務めるなど、テレビ・映画・ラジオ・雑誌・CMなどで幅広く活躍。
2017年、放送作家高須光聖氏が立ち上げたアートプロジェクト「1万円アート」に参加。それをきっかけに、アートの世界に興味を持ち、絵を描き始める。同年12月より、宝島社「InRed」にて、毎月新しい絵画作品を描き連載中。
昨年には、NEWoMan ART wall.(東京)を皮切りに、大阪、福岡にて自身初の個展「空へと」を開催。
今回が2回目の「個展」開催となる。
SEIKI DESIGN STUDIOは代表のSEIKI ISHIIが運営するデザインスタジオです。京都を拠点に、国内外のクライアントと共にものづくりを中心としたデザイン開発を行っています。日々の生活における無意識な感情や衝動をアイデアの源泉として、素材のもつ表情や造形を大切にしながらデザインしています。
http://www.ishiiseiki.com/
カクテルデザイナー
ラウンジ&バー 料理長
1994年、芝パークホテル入社。レストラン「プリムラ」を皮切りに、フレンチレストラン「フォーシーズン」にてエスコフィエの真髄を学ぶ。2015年、パークホテル東京「アートラウンジ」及び「ザ ソサエティ」料理長に就任。パークホテル東京の世界観を創造する「発想の自由さ」を大切に、多様性のある料理を提供している。
ラウンジ&バー 料理長
1994年、芝パークホテル入社。レストラン「プリムラ」を皮切りに、フレンチレストラン「フォーシーズン」にてエスコフィエの真髄を学ぶ。2015年、パークホテル東京「アートラウンジ」及び「ザ ソサエティ」料理長に就任。パークホテル東京の世界観を創造する「発想の自由さ」を大切に、多様性のある料理を提供している。
アートは、見るものではなく、感じるもの。
もちろん視覚的にインパクトを与えるものも多いですが、心で感じる感動は言葉を失うほど素敵な現象。
その感動を共感することはできるが、人は皆、それぞれの人生を持っている。
それぞれのレンズを通してアートを鑑賞する為、他者には100%同じ感情を受けることは無い。
直感と共にポジティブな気持ちを大切にしている作家さん。
作品の内から暖かさや優しさが溢れているかのように感じます。
Feel、自分が感じたことに意識を向け、この世に一つだけの感情を体感ください。
シンプルで素朴なこの絵の中には、作者の温かい愛情がこめられている。
どこまでも青く澄み渡った空の中寄り添って飛ぶ二羽の白い鳥は、苦楽をともにして助け合って生きていく夫婦がイメージされており、作者にとって理想の夫婦像を表しているかのように見える。また何気なく描かれたドットは、いつまでも「きらめき」や「ワクワク」を忘れないという、日本の「Kawaii」文化を牽引してきた作者ならではの表現ではないだろうか。
鑑賞する人に温かくハッピーな気持ちになってもらいたいという作者の気持ちがあふれ出ているかのようなこの作品を、ぜひご夫婦やカップルの皆様に鑑賞いただきたい。
人生は丸、三角、四角何でもありだ。
それぞれがそれぞれの形を作り上げて表現する。
どのように素晴らしいかは人それぞれだが、その裏には様々な物語が存在する。
もしあなたが困難や壁にぶつかったら、この絵をみてほしい。
「あなたの人生はすばらしい」。
冬の星が綺麗にみえる静かな夜、甘いシチューの香が漂っている。
小さいけれど、穏やかなゆったりとした我が家を思い浮かべ心温かくなる。
“おかえり、今日はシチューだよ~”と出迎えてくれる家族の声が聞こえるような作品である。
ベッキーの絵を見た瞬間に「じゆうでいいんだ」のじゆうとは何かという自問が誕生しました。その答えを探りながら、絵が発信しているであろうメッセージが現れました。
穏やかに落ちている毛糸は、冬の夕暮れを思い出され、暖かい毛布に包まれている人の記憶も呼び起こされました。使用されている毛糸の組み合わが告げている意味としては、心身ともに癒し、その過程で頭をさっぱり、考えもはっきりさせている自由人ではないかと考えます。
ベッキーの好きな暖かい色で表現した作品の毛糸は、本人が自由を感じたことによるものと観覧する方々に自由を感じさせることだと思います。毛糸の結合は、ベッキー独自のスタイルで、「じゆうでいいんだ」の作品自体も独特な自由のメッセージとなっています。
木枯し一番で風車のように廻るピンクの花と、立冬と冬至をイメージした色使いで季節のが変わりに吹く風を感じさせてくれる。好みの色でベッキーさん独自の筆使いとユニークなスタイルで、楽しく、ファンの為に描いた一点です。