パークホテル東京はアートを取り入れた「日本の美意識を体感できる時空間」を創り出すことで、ゲストがその五感のすべてで、日本の文化が持つ美しさや繊細さ強さを感じ堪能できることを願ってきました。アートを媒介にしたおもてなしと非日常の空間でリフレッシュしていただくこと。そしてそれを十分に理解するスタッフが自らも創造的なおもてなしが出来ること。私たちが目指しているのは新鮮で豊かな時間を提供するアートのように美しいホテルです。
日本では古くから自然界のさまざまな事象を日々の生活の中に積極的に取り込み、四季を愛で楽しむ知恵がありました。
季節ごとに変化する自然の恵みは、色をともなって知覚され、五感と共にその情感までも表現される色彩感覚は、日本人特有の美意識だと言えるでしょう。
アートカラーズは、その美意識を追求する試みです。日本のアート作品と共に芸術、文化、暮らしを見つめ直し、心の中の美に触れることができるなら自分自身を癒すホテルだからこそ美術館などにはない心地よい時間があるのではないでしょうか。
自分たちの文化を理解し、誇りに思うスタッフが四季折々に日本のおもてなしでお客様をお迎えし、美意識という心の交流を楽しみながら、都心の天空庭園を体感していただきたい。
それがパークホテル東京の想いです。
パークホテル東京は、「日本の美意識が体感できる時空間」をコンセプトに、ホテルの柱であるART＝空間（Atrium）食（Restaurant）旅（Travel）のそれぞれのシーンで、日本の美意識が体感できる取り組みを行っております。
その取り組みのひとつとして、Atrium（アトリウム）にて「室礼（しつらい）」によるおもてなしでゲストをお出迎えする、ARTcolours展示を開催しております。春夏秋冬（年間）を通して開催され、アート作品で時空（とき）とともにうつろう季節感を見立てた展示となります。
日本は古来より、変化に富む自然豊かな国として、日々変化していく自然風景や植物、祭礼、伝統工芸や伝統文化など、自ずと季節の変化を鋭敏に反映しており、季節のうつろいを美しみ、楽しみ、厳しさを感じ取るとともに自然の恵みを尊んできました。その精神から自然を愛でる心が生まれ、日本人特有の美意識が育まれてきたといえます。
茶道では、『炉』の季節と『風炉』の季節の2つに分けておもてなしをしております。茶の湯の文化を発展させた茶人として知られる千利休は、「夏はいかにも涼しきように、冬はいかにも暖かくなるように」という言葉を残しています。日々変化する自然とともに、どのように客人をもてなすかという心づかいの表れであり、おもてなしの心といえます。
春夏秋冬のうつろいとともに変化していく風情を、アートを媒介に日本の季節や文化を感じながら、美術館のようなゆったり流れる時間と空間の中で、日本の美意識を体感して頂けるように、四季折々のおもてなしでお客様を心からお迎えいたします。
サステナブルな旅に貢献するために私たちができること
パークホテル東京では、SDGs（持続可能な開発目標）に賛同し、サステナブルな社会の実現に努めています。
具体的な取り組みとして、地域社会やパートナーシップの強化、働きやすい職場環境の整備、環境保護、健康と安全の確保があります。また、障がい者アーティストの支援や、バリアフリー対応、エコフレンドリーなアメニティの提供など、多岐にわたる活動を通じて、持続可能な旅を実現するための取り組みを推進しています
パークホテル東京は、年間を通してアーティストが活躍する場を設けることで、社会とアートが常にコミュニケーションを取れる持続可能な環境を調え、常に新たな創造が生まれる空間を提供していきます。
