パークホテル東京では、アートを媒介に日本の美意識のひとつでもある「室礼(しつらい)」によるおもてなしでゲストをお出迎えしております。その取り組みのひとつとして、日本の四季を表現する展示会ART coloursを開催しています。
2023年冬から2024年春の展示は、ONART主催「100人のARTノート」プロジェクトの受賞アーティストの作品を中心に、”アートを通してサスティナブルな社会を創造する”サンクアーツがキュレーションを行います。
俳句には、五・七・五の十七音という決まりの他に、句の中に季語をひとつ入れるという決まりがあります。季語とは、その句がどの季節を表現したのかを表す言葉のことです。 タイトルとなった、『山眠る、山笑ふ』はそれぞれ、冬と春の季語。北宋の画家郭熙の「山水訓」に言う「春山淡冶にして笑ふがごとく、夏山は蒼翠にして滴るが如し。秋山は明浄にして粧ふが如く、冬山は惨淡として眠るが如し」を四季に配し、季語としています。
アート作品も、季節をはじめ、天気や温度、その時の気分によって、全く見え方が違うように感じる時があります。「100人のARTノート」は、アーティストの作品をノートにすることによって、アートをもっと身近に感じていただくプロジェクトです。100人のアーティストの100種類のARTノートと、受賞アーティストの原画作品の中から、ぜひ、その日その時の気持ちの感じるままに、お気に入りの1点を見つけてみてください。今日選んだ作品と、明日気になる作品は、違うかも知れません。アートによって「今ここ」を感じ、アートと共鳴する体験をぜひ会場で味わってください。
期間: 2023年11月20日(月)〜2024年5月26日(日)
時間: 11:00 a.m. ~ 8:00 p.m.
場所: アトリウム (25F)
料金: 無料
ご宿泊に関わらず、どなたでもご覧いただけます。
[キュレーション] CINQ ARTS 東村 奈保
[デザイン制作]Design Studio PHT
[映像制作] antymark annex
[主催]パークホテル東京
※冬期と春期で展示替え(一部)を行います。
※販売済みや、展示替えにより展示していない作品もあります。
※プロジェクションマッピング投影は、機材等のトラブルにより投影できない場合がございます。予めご了承ください。
國枝 愛子 | 菱沼 明子 | 水田 彩生 | azzu | GREEN IS BEAUTIFUL. | Kanamaru. | Keiko Yamasaki | MIKIKO(casa_de_rara) | チャン・なぎさ | 枡田 奈津井 | PamparParty 野村朋世 | 蘭鳳 | SAORI TRIBE | Sayuri Nagakura | 鈴木 誌織 | 高橋 あかね | 安間 由紀子 | 松岡裕喜
Ayase Mizuta
高校生の頃より、画家である父が主催する「工房ルソー」にて本格的に制作を始める。
個展、グループ展、またコンテスト入選入賞などしながら制作を続ける。2011年から2015年までカナダに滞在。
2022年より工房ルソー子供絵画教室を立ち上げ講師を勤める。
最近ではJIAillustration Award 2021において銀賞受賞、HACKK TAG主催の「100人のARTノート」オーディエンス賞受賞、2021年「Bloom Coffee Okinawa」
2022年「りんがふらんか城ヶ崎文化資料館」にて個展開催など。
Yuki Matsuoka
1984年生まれ。コロナウィルスにより自身の事業が経営不振になったことを切っ掛けに2020年10月より芸術活動を始める。現在は国内だけでなくパリやロンドンなど海外の展覧会にも参加。
2023年にはクラウドファンディングで1,321万を資金調達しRaft Art Galleryを開設。
自身の作品を世界に向けて発信しています。