門田光雅 TELEPORT PAINTINGS 展
2018年から2019年へと年を超えるこの時節に、時間や空間を超えて希望に満ちた新年を迎えるにふさわしく力強い絵画展がパークホテル東京を彩ります。現代アートシーンにあって、画家門田光雅は、哲学者または求道者のように色彩と筆致による表現の可能性を追求してきました。近年、30代でセゾン現代美術館(軽井沢)に作品が所蔵されるなど、増々注目を集めています。 魔法のように展開する色彩と筆致が響き合うミラクルな力強さは、冬を越えて春が訪れる晴れやかな祝祭感を私達に注いでくれます。「TELEPORT PAINTINGS」と題された、今までの枠組みや制限を跳躍するような絵画による新しい未来の旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。
—作家からのメッセージ—
例えば、冬を越えて春が訪れるように、新たな年に向かって希望を願うように、色彩や絵の具も、それらの枠組みや制限を跳躍することで絵画へと生まれ変わって行く。境界を越えることでしか見えない景色のような、表現の可能性に私は巡り会いたいと思っています。
日本の持つ美術の独自の立ち位置、地理的・歴史的な隔たりをむしろ、新たな視野を得るためのバネにして、より遠くの過去や未来にも向かって、時間や空間を超えて表現の自由を求め飛び出したい、私の今の気持ちや欲求や想いを「TELEPORT PAINTINGS」という言葉に込めました。
今回、ここ数年に制作した作品から、未完の過去作に加筆をして新たな価値を与えるという近年の展開・新シリーズまで、大小様々なスタイルの作品を一同に展示します。
揺らめき響き合う色彩と筆致を、移り変わる季節と共に楽しんでいただければ幸いです。
2018年 門田光雅
【キュレーション】パトロンプロジェクト
[映像制作] antymark annex
【企画協力】creative unit moon by KON-KON
【協力】コエドブルワリー
※会期中、作品をモチーフにした映像作品をアトリウム壁面の大型スクリーン(高さ約30mx幅約8.5m)で上映します。
期間: 2018年12月3日(月) ~ 2019年2月17日(日)
時間: 11:00 a.m. ~ 8:00 p.m.
場所: 25F / 31F
料金: 無料
[キュレーション]パトロンプロジェクト
[映像制作]antymark annex
[企画協力]creative unit moon
[協力]コエドブルワリー
*アフタヌーンティーのデザートの一つとしてご提供
画家。1980年、静岡県生まれ。
2002年東京造形大学絵画科卒業。今日の日本で、地理や歴史・文化などの限界や制限を越えた表現の自由と、新しい絵画の在り方を探求・提示している。
ラウンジ&バー 料理長
1994年、芝パークホテル入社。レストラン「プリムラ」を皮切りに、フレンチレストラン「フォーシーズン」にてエスコフィエの真髄を学ぶ。2015年、パークホテル東京「アートラウンジ」及び「ザ ソサエティ」料理長に就任。パークホテル東京の世界観を創造する「発想の自由さ」を大切に、多様性のある料理を提供している。
カクテルデザイナー