上:サイトウノリコさん作品
客室が丸ごとアート作品になっている「アーティストルーム」はパークホテル東京のシンボルとしてお客様にご好評をいただいています。全客室がアーティストルームの31階フロアに続き、34階フロアの客室もすべてアーティストルームにする予定です。そして、2023年6月より、34階の第8室目アーティストルーム制作を開始いたします。
制作するのは、画家・サイトウノリコさんです。
制作:画家・サイトウノリコさん
テーマ:子供時代
制作開始日:2023年6月1日(木)
制作場所:パークホテル東京34階 3405号室
サイトウノリコさんコメント:5:00pmのチャイムが鳴るまでおもいっきり遊んだ子供時代を描いています。
公園でどんぐりを拾って、石で削って笛にしたり、駒にしたり、沢山作ったその後は、木の根元に巣を作るクモを探す・・・。見つけたら捕まえて手にのせて遊ぶ。そのうちに「この木登っちゃおう!」って木のぼり。セミを沢山捕まえてどれだけ捕まえたか見せ合ったりした。
木の上からジャーンプ!!
その後は缶けり。拾ってきたジュースの缶を広場のまん中に置いて蹴られないようにしながら人を捕まえる遊び。ヘトヘトになるまで缶けり!!をよくやった。いつもワクワクしていた・・・。
時々犬がやってきて追いかけられたり、笑いが止まらなかった・・・。
その他にかめの子、とうめい人間、エスケン、かくれんぼ。
一つ一つが楽しくて、新鮮で、アイデアが浮かんで、いつも大発見の連続だ!!!
いつの間にか人も増えてみんな友達になっていた。
泥まみれで手足はキズだらけだったけど、全身全霊をかけて遊んでいたから、心も体もハッピイーで心地よい風が吹いていた。時間は永遠だった。
今は頭ばかり忙しく動きまわっている。物はフィルターごしに見ているし、時間もスケジュール帳びっしりだ。
この部屋に泊まっていった方が絵をきっかけに一日一日が冒険で、大発見で、ステキなアイデアが浮かんで幸せになれたらいいなと思って描いています。
1973 神奈川県横須賀生まれ
1998 多摩美術大学絵画科版画専攻 卒業
2000 多摩美術大学院美術研究課 終了
2000~2004 世田谷美術館・美術大学講師
〈主な展覧会〉
1996 ノルウェー国際版画トリエンナーレ、高知国際版画トリエンナーレ
1997 台湾国際版画ビエンナーレ、札幌国際版画ビエンナーレ、クラコウ国際版画ビエンナーレ
1998 国際版画フェスティバル(スロベニア)、東京国際ミニプリントトリエンナーレ、国際版画ミニプリントトリエンナーレ (フィンランド)、 青森版画大賞展ほか
1999 クルージ国際版画ビエンナーレ(ルーマニア)
2000 「PrintComposition2000 多摩美術大学30年」 多摩美術大学美術館
2002 利根山光人ビエンナーレ、山本鼎版画大賞展
2003 池田満寿夫芸術記念賞
2004 International Ausstellung (ギャラリーKunstuck ドイツ)、クラコウ国際版画ビエンナーレ
2005 「版画展」 (ザ・トールマンコレクション/東京)、国際グラフィックアートビエンナーレ (ユーゴスラビア)、国際版画交流展 (日本/カナダ/オランダ) ほか
2006 Malaspina Printmakers(Canada) にてアーティストレジデンスに選ばれカナダに1ヶ月間滞在
2007 国際コンテンポラリーエングレービングビエンナーレ(ルーマニア)
2008 「100周年記念横須賀展」 横須賀美術館
2013 XI 国際グラフィックアートビエンナーレ(セルビア)
2017 「gift ★ f 展」 不忍画廊
2018 「コレクション展」 山内龍雄芸術館、サイトウノリコ展“ひみつきち”(不忍画廊)
2019 「線の芸術Ⅱ」、「LIFE & LIVE 安元亮祐展+サイトウノリコ展」(不忍画廊)
2021 個展 「青い風とペンペン草の空がいっぱい」(不忍画廊)
2022 “アニマルジン” サイトウノリコ・安元亮祐・呉亜沙(不忍画廊)
2023 「Life is Beautiful!!!!」(パークホテル東京)
〈受賞歴〉
1997 全日本大学版画展 買い上げ賞(町田版画美術館)、2015 第4回バンコク国際版画ドローイングトリエンナーレ 買い上げ賞、第12回国際グラフィックアートビエンナーレ ドライポイント グランプリ(セルビア)、セミナリヨ現代版画展《2015 朝日新聞社賞》《2016 南島原市商工会賞》《2017 長崎県教育委員会賞》《2018 NCC 長崎文化放送賞》、2016 第10回まどかぴあビエンナーレ 審査員特別賞
〈収蔵〉
ロサンゼルス・カウンティ美術館、米国議会図書館ワシントン DC 、スミス大学美術館、ハーバード大学美術館、町田市立国際版画美術館、雪梁舍美術館、多摩美術大学美術館他
制作中の取材や、また31階34階の既存のアーティストルームへの取材も承ります。お気軽にお問い合わせください。
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